第6回研究部会が令和4年12月20日、連盟事務局にて行われました。テーマは前回に引き続き「節税・租税回避・脱税の判断」で今回は判例を用いて具体的な事例を勉強しました。
最高裁平成28年2月29日判決（いわゆる「ヤフー事件」）、同族会社の行為計算の否認と所得税で個人が同族会社に土地を賃貸し同族会社が更にその土地を転貸した場合の事例(最高裁平成6年6月21日第三小法廷判決)、債務免除と相続税法64条で被相続人が同族会社に対する貸付金を免除した行為に対して課税庁が相続税法64条を適用した事例(浦和地裁 昭和56年2月25日判決)などについて発表があり、活発な議論が行われました。
研究部会は業務の中での疑問点などを質問したり、研究テーマにしたり出来る部会です。次回は令和5年1月16日に開催されます。また活発な議論が出来ることを楽しみに参加させていただきたいと思います。
また、今回は現役大学生の税理士試験受験生の方が参加してくださいました。初心に戻ることができ、良い刺激をいただきました。
